概要
Fedora 23から24へアップグレードしたら、poclが重くて使い物にならなくなった。 poclだけ古いバージョンに戻してみる。
RPMのアンインストール
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Fedora 24のパッケージをアンインストールする。
$ rpm -e libclc mesa-libOpenCL pocl –nodeps
RPMのインストール
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Fedora 23からパッケージをダウンロードしてくる。
$ rpm –force –nodeps -Uvh clang-3.7.0-4.fc23.i686.rpm clang-libs-3.7.0-4.fc23.i686.rpm llvm-3.7.0-4.fc23.i686.rpm llvm-libs-3.7.0-4.fc23.i686.rpm pocl-0.12-1.fc23.i686.rpm
動作確認
$ clinfo
Number of platforms 1
Platform Name Portable Computing Language
Platform Vendor The pocl project
Platform Version OpenCL 1.2 pocl 0.12
覚書き
- 原因については次のように書かれていた。
- If pocl’s kernel build seems really slow, it is very possible you have built your LLVM with Debug+Asserts on. [http://portablecl.org/docs/html/faq.html]
- 他に gcc, clang でコンパイルしたプログラムがセグメンテーション・フォルトになる現象が起きた。
- 原因は、glibc-develのcrt1.oだったので、これもダウングレードした。