iPhoneやiPadのSIMロックを強制解除して運用する方法です。 2018年11月22日現在、下駄なしでSIMロック解除を維持することができます。 au iPhone 5cとau iPhose SE、au iPad mini4、au iPad Pro 9.7で、楽天モバイル(docomo)やdocomoが使えています。
手順は以下の通り。
特徴
- ICCIDを編集してSIMロック解除。
- ICCIDとはICカード一枚ごとに固有な識別番号(最大19桁)。SIMカードの識別番号として利用されている。
- 全キャリア対応。(恐らく)
- au系のMVNO SIMはロック解除しても使えない?
- 一度設定してしまえば下駄なしで運用が可能。
- リセットやiTunes接続を行うとロックがかかるので注意!
- テザリングなどもSIMフリー端末と同じように可能。
準備
- 完全に解除可能なICCIDコードを確認。
- parrotgeek.com/iccid/
- 使用する予定のAPNの設定。
- GPPLTEなどのICCID編集可能な下駄を用意するか脱獄しておきます。
- GPPLTE 4G+は以下から買うことができます。(偽物に注意!)
GPPLTEなどのICCID編集可能な下駄を使用する(初めてロック解除をする場合)
- 使用する予定のAPNを設定しておきます。
- 解除したいSIMを下駄に乗せてデバイスに入れます。
- ICCIDの編集を行っていない場合、「SIMが無効」と出るので緊急電話から*5005*7672*0#を入力し、発信します。
- iPadからは発信できないので、この過程ではiPhoneが必要。
- Edit ICCIDから解除コードを入力します。その後「了解」を押します。
- SIMを一度抜き差しします。
- 全部抜かない方がいいようです。5mmぐらい抜けば「SIMカードが挿入されていません」が出てきますので「OK」をタップして、SIMトレイを完全に挿入します。
- 成功すればここでアクティベートが完了します。
- iPadで使用したい場合は、ここでSIMをiPadに入れます。
- 再起動後にアクティベートできれば、次回以降は下駄不要でアンロックが維持されます。
GPPLTEなどのICCID編集可能な下駄を使用する(一度使用したことがある場合)
- SIMを入れた状態で「設定」→「電話アプリ(緑色)」→「SIM APP」→「ICCID mode」を選択します。
- 「電話アプリ」を起動します。
- 「*5005*7672*0#」と入力し、通話ボタンをタップします。
- 端末のキャリアを選択する黒い画面になるので、画面一番下の「Edit ICCID」をタップします。
- 解除可能なICCIDコードを入力し、送信して「了解」をタップします。
- 元の画面(電話アプリ)に遷移するので、再度「*5005*7672*0#」と入力し、通話ボタンをタップします。
- 「本体のキャリア」を選択します。そして「ICCID mode」をタップします。
- 「了解」のボタンをタップすると、先程の電話アプリへ遷移するので、SIMを一度抜き差しします。
- このとき全部抜かず、シムピンで押し出した後5mmぐらい抜いてあげます。
- iPhoneの画面に「SIMカードが挿入されていません」が出てくるのでOKをタップして、SIMトレイを完全に挿入します。
圏外病にかかった場合
いろいろいじっていて圏外病にかかってしまった場合は次のことを行う。
- 機内モードのオンオフ。
- iPhoneの再起動。
- 他の端末に入れても圏外になるようなら、キャリアの端末にSIMを入れてみる。
- 下駄を使用したSIMは、タイミングが悪いと圏外という情報が記録されるため。